もう既にご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、今度NHKのドラマに出演することが決まりました。今月の初めには顔合わせも行われ、手元に台本も届いています。役柄は出戻り娘の母親役で、初めて孫の いる役をやるんですよぉ(笑)アンヌも年を取ったものですねぇ。NHKでのドラマは「私が愛したウルトラセブン」以来のことですので、とても嬉しいです。
ハリキッてますので皆様どうぞご期待下さい。
11/24にBSで放送された「懐かしの子供番組大集合」をご覧になった方はいらっしゃいますか?普段テレビの番組表なんかチェックしてないんですけど、たまたま子供と観ていたんです。そしたら石田エリさんが出ていたので子供が「お母さんも出るんじゃないの?」って聞くものですから「出るなら連絡があるんじゃないの?」って答えたのですが本当に出たのでびっくりしました。視聴者FAXのコーナーに早く送れと子供にせがまれたので慌てて書いたのですが、本当に!偶然だったんですよ。子供もファンの邦ちゃんの言葉がうれしかったです。女性の方からファンだと言われるととっても感激なんです。
我が家では毎年、正月には白樺湖に泊りに行って主人と子供達はスキーそして私はホテル でウィスキー(笑)というのが恒例で今年も行ってきたのですが・・・。 小淵沢ICの手前で急に車から白煙が出てエンコしてしまったんです。もう車内は煙で真 っ白で・・・。幸か不幸かICのすぐ手前だったので、JAFを呼びつつお昼を食べに行 って、戻ってきてもしばらく待ってたんです。そしてやっと来たのに車の修理はその場では 出来ないと言われてしまい結局車はICに置いたままタクシーでホテルに行きました。 ファンベルトくらい私のストッキングで直せませんか?とJAFの人に聞いたのですが(笑) それ以上に故障個所があるみたいで駄目だと言われてしまいました。なんだかんだで夕食 時間近くにやっとホテルに着いたのです。でも着いたのはいいけれどレッカー移動の件 で帰る日は早くホテルを出なければならなくて、二泊三日のところが二泊一日みたいで・・・。 落着かなくてとてもお酒どころではありませんでした。 ほ〜んと、トホホな正月でした。
急性肝炎で8日間入院した私。入院して三日程たった頃、いつもの 看護婦さんが「今日は特別に点滴は私の代わりに外科のK先生が打って 下さるそうです。」ナニッ!?話を聞くとK先生は私の大ファンとのコト。 「あら嬉しいわー」と言ったものの化粧無しのパジャマ姿、何を勘違い したのかこの私、聴診器を首からぶら下げたK先生のお出ましに 「はずかしいわ〜」と言いながらパジャマをさげてお腹を出してしまった のです。「あ〜っ点滴だったんだっけ」と思わず赤面して、あわてて お腹をかくし腕をまくり上げました。・・・1対1。お互いに変な間・・・。 針を持ったK先生「緊張するなぁ〜」ブスッ!
「あら上手!全然痛くない」
あとで「アンヌへの手紙。」にサインして下さいと、嬉しそうに去って 行きました。
ところがしばらくすると、だんだん腕が痛くなって力こぶのように ふくらんできました。先生緊張して液が漏れてしまったんだわ。でも先生に 気を遣って二時間我慢をして堪えました(笑)・・・。後で本と色紙を 持って現れた先生に、私でいいんですかと恐縮しながらサインをして差し 上げました。因みに「アンヌへの手紙。」は私も持っていない幻の二刷り でした。
担当医ではないK先生は乳腺専門の外科の先生。「私、乳ガンの検診した こと無いんです」と言ったら「いつでもやってあげますよ」ズコッ! もうダメ!少しでも私情がからむとそういうものは・・・・とあわてて 話をそらしました。
K先生、因みにS32年生まれのウルトラセブンリアルタイムの真只中 ですって。後に高校生無頼控もご覧になったそうです。大ファンと言って 下さったのは嬉しかったけど、患者になるのは、はずかしいものですね!?
ご無沙汰してまーす。お陰様で体調はいたって良好です。さて退院後、医者から「安静に・・」とのコトで、ひょんな事から入手した本「血と骨」 (梁 石白(ヤン・ソギル)著・幻冬舎)を読み出しました。もう、何て表現して いいのか、すっかりハマッてしまいました。とにかく読み出すと止まらないのです。 今、やっと読み終えました。
数年前、友人から紹介された梁 石白さん。偶然「アンヌへの手紙。」の出版時期と 値段が同じということもあって、お互いにサインして交換し合ったのです。はじめ 「こんな辞書みたいな分厚い本、最後まで読めるのかしら?」と思ってはみたものの・・、 ところが・・ところがです。お恥ずかしい話、文学なんてものにはおよそ縁のない私。 すぐ途中で飽きて放り出すこの私をテンポ良く最後まで引っぱってくれて、生まれて 初めて全読させてくれたのです。いえ、「もう一度読み返したい!」とまで思わせる 小説でした。これは絶対お勧めです!!。知り合いだから何とかじゃなくって読み終 わってとっても興奮しています!。人間を強くしてくれます!。気持ちを大きくして くれます!今まで悩んだ事が何だったんだろう?、小ちゃい小ちゃい、馬鹿みたいです!!。
みなさーん!、だまされたと思ってぜひ読んでみて下さい!。
(注:このエッセイは98年3月12日にゲストブックに投稿された発言ですが、ひし美さん ご本人のご希望により、エッセイとして再掲いたしました。)
既にゲストブックでみなさんに色々と書いて頂いていますがNHKのドラマ 「あした天気に」がそろそろ始まります。撮影時のエピソードみたいなもの は余りないのですが、田村亮さん、星由里子さんをはじめとする東宝の先輩方 に久し振りにお会い出来て、大変懐かしく思いました。 FRIDAYに記事が載った頃には、出演者の加茂さくらさんとNHKの廊下で お会いした時に「あんた、この頃週刊誌で賑わしているじゃない」なんて言わ れたりして(笑)それから今年初めて大雪が降った次の日にもリハーサルがあったのですが、時間に 遅れたくないからタクシーで行こうか電車で行こうか、散々悩みました (6月10日、時の記念日生まれだからでしょうか)
ああ、それなのに!編成の変更で新銀河枠がなくなり、尺数のために私の出番が カットされてしまいました。期待させてゴメンネ。全部で3シーンしか出ていないの。 あ〜あ、こんなことならもっと控えめに宣伝しておくんだったわ(笑)
(またまたおばさんをしてしまった私・・・!)
(98/10/04)みなさーん、お元気ですか? 呆さん、炭坑の元少年さん、「ゆり子の部屋」へようこそ!これからもよろしくね!。 その他の方もいつも感想などありがとうございます。 昨夜は「宴会実況中継」、どうも失礼しました。たった三人の宴会なのにビール大 3本、日本酒一升、ブランディー1/2本空いてしまいました。でも、全然二日酔い は無し・・。楽しいお酒はやっぱりいいですねェ(笑)。 今日、気分は爽快だし、娘二人連れて新宿のデパートに洋服でも買いに行こうと出か けました。新宿西口地下のパーキングに車を止めて、たまたま飛び乗ったエレベータ ーが小田急デパートの9階直通エレベーター。ドアが開いた途端、そこには子供の頃 にタイムスリップした様な懐かしさに心を惹かれる光景がありました・・・。という のは「懐かしの人形展・おもちゃ展」の開催中でした。そして2時から、あのおもちゃ コレクターの北原某氏のトーク&サイン会が催されるポスターが目に入り、イヤがる 娘たちと一時別行動でトークショーを聞き、途中で北原氏のコレクター展(入場料 500円)を見て回りました。アンヌ人形は無かったけど、私の出演した「ゴジラ 対ガイガン」のポスターが展示されていました。あの頃は「菱見百合子」なんだぁ・ ・・・と自分自身変に納得したりして・・・(笑)。 トークショーもいよいよ佳境に達した頃、司会の女性の「今日、この場で先生に鑑定 してもらいたい方いませんか?」という声がしたかと思いきや、「は〜い!」とおも わず手を挙げてしまったんです。いつもバッグの中に名刺やら何やらゴチャゴチャ入 れている私、何かあるだろうと思い、本当に思わずです・・。一瞬、「そうだ、先日 バンダイから送られて来たアンヌのトレーディングカード(スペシャルカード)がある と思い、あわてて北原氏の前でバッグの中を漁り出しました。そういう時に限ってそれ が見つからず、ウルトラセブンの付いたキーホルダーやら、先日バップの社員の方から 頂いた「ウルトラクラシカルうんぬん」というCDやら、バッグの中身を見せ開きしな がらアンヌカードをやっとの思いで探し出し、もう冷や汗ものでした。そんな姿を見た 司会者の方が「いつもこういったグッズを持ち歩いているんですか?」だって!。きっ と私の事を「宅八郎の女版」だと思ったんだわぁ・・。北原氏も「あの〜、私の30年 前の写真なんです・・。」と言った言葉に唖然とした御様子で、カードを手にして「あ 〜、あなたが・・・?」と・・まだ怪訝そうなお顔。「このカード、私のサイン入りで 100名の方に当たるそうなんですが、先生にサインして差し上げます。」と言って 勝手にサインして焦ってその場から逃げるように離れました。あ〜も〜何ていうそそっ かしい事をしたんだろう・・と後悔やら何やらしばらく呆然としてまして、その場に いた私だとわかった若いカップルからサインを頼まれたりしたんですが、もう手が震え ちゃって・・。あわててエスカレーターで駆け下りました。気を取り直し、娘たちと 落ち合って何事も無かった様に買い物をしました。 そういえばあの時、北原氏は半信半疑ながら「天地真理さんより変わっていませんね」 だって(笑)。
(注:このエッセイは98年8月9日にゲストブックに投稿された発言ですが、ひし美さん ご本人のご希望により、エッセイとして再掲いたしました。)