'９９年３月２２日、新宿は歌舞伎町のLOFT/PLUS ONEにおいてアラシ隊員こと毒蝮三太夫さんとアンヌ隊員ことひし美ゆり子さんのトークショーが行われました。
　その様子を取材してまいりましたのでご報告いたします。

　「喋るな！アラシとアンヌ！」と題して行われた今回のトークショーは、19:30に始まったと思ったら、いつの間にか22:30になっていたという全く時間を感じさせないすばらしいものでした。
　18:30開場、19:30開演という予定にも関わらず、17:30にはすでにファンが集まり始めており、開場時間直前にはエレベーター前にはひとつの集団ができあがっておりました。
　18:45頃、ファンが入場してしまいガランとしたエレベーター前に一人の女性が現れました。どうやら入り口がわからないらしく、どこかに電話して迎えにきてくれるよう頼んでおりました。みなさまの予想の通りです。ひし美さんがやってきたのです。ほどなく河崎監督が現れ、エレベーターで地下へ案内して行きました。
その１０分ほど後、マムシさんが現れ、こちらは付き人に案内されてエレベーターへ乗り込んでいきました。
　LOFT/PLUS ONEの看板には19:00スタートのように書かれていたため、私もあわてて階段を降り、入場いたしました。実のところ、私はLOFT/PLUS ONEは初めてで、どんなところか少々不安もあったのですが、チャージの600円（お通し含む）とドリンク（500円〜）の最低1100円ですむということなので初めての方でも安心です（入場料を取るイベントもあります）。
　19:30、満席となり、横のソファーにまであふれた観客の前に、司会の河崎実監督が登場、つづいてマムシさん、ひし美さんが登場し、トークショーが始まりました。その内容は．．．とてもここでは書けません(笑)。
　河崎監督のウルトラ関係を集めた（はずなのに、一部、毒蝮三太夫特集になっている(笑)）スクラップブックの紹介や、これまた河崎監督がひし美さんの顔の移り変わりを編集したビデオ、マムシさんがビートたけしの番組でウルトラマンを演じた回の爆笑ビデオなどをまじえながらトークショーはすすんでゆきました。
　素直に生きろとひし美さんに教えたマムシさんと、その言葉の通り素直に生きてきたひし美さんの、まったく飾らない本音のトーク、そしてあふれんばかりのパワーに、観客は魅了され、共感し、爆笑しました。
　22:30になり、テーブルの上にあった花束が、観客の中で最年長であった４９歳の方にマムシさんから手渡され、お開きとなりました。

　マムシさん、ひし美さん、お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。

　P.S.　トークの中で第２回の開催がほのめかされました。ぜひとも実現していただきたいものです。