ひし美さんの一言コメント(映画)
項番 作品タイトル 公開年 ひし美ゆり子さんのコメント
1 パンチ野郎 1966年 店員の役で、「こんなのいかがですか?」という一言セリフで映画初出演。顔がまん丸いのにびっくりしました。
2 あこがれ 1966年 私は保母の役で、ワンシーンだけなのですが(オルガンで「ぶんぶんぶん、ハチが飛ぶ・・」と一生懸命練習して弾き、まわりで園児が歌うシーン)、緊張のあまり、監督の「よーい」の声の後に間があったので自分で「スタート!」と言って始めて、みんなをズッコケさせたエピソードがあります。
3 お嫁においで 1966年 赤いウェイトレスの制服が記憶に残っています。けど、内容はいまひとつ記憶になくて、出版記念パーティー(セブンセブンセブン)の時の引き出物の映像集を観て、「ああ、こんなのやったんだぁ」位を思い出しました。
4 落語野郎 大馬鹿時代 1966年 覚えてなかったのですが、最近観て「○○のだんなさまがお見えになりました」という一言のセリフを一生懸命頭の中で反復練習していたのを思い出しました。ただ、談志さんと一回一緒に出た、という記憶はうっすら残ってました。
5 レッツゴー!若大将 1967年 宝石店の店員の役です。ワンシーン、一言だけしか出ていません。
6 クレージーだよ天下無敵 1967年 撮影して、ギャラもらって、クレジットまで出ているのですが、出演シーンはフィルムの尺の関係かなにかで全部カットされました(笑)。(【注】どんなシーンかは「クレージー映画大全」という本の「クレージー映画百科事典」の「アンヌ」の項目を参照してください。)
7 颱風とざくろ 1967年 セブンセブンセブンに書いてあるので読んでね。
8 ブラボー!若大将 1970年 覚えてないです。観たいです。(【注】ひし美さん、LDで出ていますよ(笑))
9 俺の空だぜ!若大将 1970年 セブンセブンセブンに書いてあるので読んでね。
10 ひらヒラ社員 夕日くん 1970年 自分の出番は覚えてないけど、石月美徳さん(スチールカメラマン)に頼まれてポスターにサービスカットを提供したのを覚えています。スカート履いて大股広げてズッコケているカットです。パンチラではないですけど。(【注】と、ご本人はおっしゃってますけど、実はパンチラです。さあ、みんなで探そう!(笑)。東宝ポスターギャラリーという本にも載っているので見て下さいね)
11 走れ!コウタロー 男だから泣くサ 1971年 大井競馬場での撮影の日に三島由紀夫割腹事件があったのを覚えています。セブンセブンセブンの記事も読んでね。
12 昭和ひとけた社長対ふたけた社員 1971年 覚えてないですけど、ホステスの役でしょ?、どーせ(笑)。(【注】そのとおりですけど(笑)、下着姿のシーンがあるんですよ。)
13 昭和ひとけた社長対ふたけた社員・月月火水木金金 1971年 まるっきり覚えがないです。
14 不良番長 一網打尽 1972年 セブンセブンセブンを読んでね。
15 不良番長 骨までしゃぶれ 1972年 熊本ロケで馬刺がおいしかったです(笑)。
16 鏡の中の野心 1972年 脚本の松浦さんに頼み込まれて断りきれずに出たのですが(私も人がいいのかなぁ・・)、出るのが嫌で名前を変えました(堤 杏子名義)。でも、今こっそり観てみたいって感じです。どなたかお持ちじゃありませんか?(笑)
17 地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン 1972年 セブンセブンセブンを読んでね。
18 同棲時代 今日子と次郎 1973年 この作品の頃の事については、「アンヌへの手紙。」の井下さん(TBSディレクター)のコメントを読んでね。
19 ポルノ時代劇 忘八武士道 1973年 石井監督がかなり入れ込んでいて、その頃出た私のプレイボーイかなにかのグラビアをすごく気に入って、台本にそれをはさんで一生懸命そういうイメージで撮ろうとされてました。(髪をちょっとくだけた感じの日本髪にしたりとか)。
20 まむしの兄弟 刑務所暮し四年半 1974年 撮影したのは覚えていましたが、内容までは覚えてなくて、出版記念パーティーの時の引き出物のビデオで観て、「あ、そうか。こんなシーンがあったんだ」と思い出しました。
21 高校生無頼控 突きのムラマサ 1973年 撮影初日のリンゴ畑での撮影がものすごく寒かった事を覚えています。(2月の福島県)(【注】映画のラスト、脱ぐシーンです。初日から脱いだひし美さん(笑))
22 高校生無頼控 感じるゥ〜ムラマサ 1973年 前作のつながりで、友情出演でシャレで役を作ってもらって出た、って感じです。
23 三池監獄兇悪犯 1973年 セブンセブンセブンを読んでね。これは自分で観てないので絶対観たいんですけど・・。誰か持ってません?(笑)
24 1974年 日活撮影所の撮影の帰りに林隆三さんとタクシーで帰って一緒に飲んだ記憶があります。全部私のオゴリで(笑)。
25 メス 1974年 「アンヌへの手紙。」の貞永監督のコメントを読んでね。
26 好色元禄(秘)物語 1975年 唯一の主演。成人映画なので最初は躊躇はしましたが、私自身は代表作だと思っています。
27 新仁義なき戦い 組長の首 1975年 テレビドラマ「手紙〜殺しへの招待」と同時期に撮影していて、朝まで京都で撮影して、その後東京で撮影といった具合でなにしろ一番忙しい時期でした。
28 黄金の犬 1979年 当時私が銀座でやっていたお店(【注】銀座六丁目にあった「パブ・サラレジャン」)を撮影に使ったので、ついでにママの役で出た、って感じです。
29 海潮音 1980年 石川県の穴水までロケに行きました。泉谷さんはとても目の澄んだ素敵な方で、話がおもしろく、撮影の合間しか記憶にないです。荻野目慶子さんは「文学少女」って感じで、外国小説か何か読んでいて、泉谷さんに「おまえ、そんな難しいの読むなよぉ」なんてちょっかい出されてました。
30 この子を残して 1983年 ワンシーンでちょっとだけなので、自前の洋服で出ました。
31 四畳半色の濡衣 1983年 名古屋ロケで、美保純さんとか女性も多かったので撮影の合間がとても楽しかったです。撮影後の宴会も(笑)
32 亡霊学級 1996年 大映撮影所でお祓いをしたのですが、私の下二人の子のお宮参りの時にお祓いした人と同じ人だったのでなんかおかしかったです。
33 ウルトラマンゼアス2 超人対戦・光と影 1997年 シャレで出たんですけど、西条康彦さんと二人で若いスタッフに「はい、そこのエキストラの人、お弁当ですよ」とエキストラ扱いされて、二人でお互い「くさっちゃうよなぁ」なんて話してました。また、このロケに行く途中に新橋のゆりかもめの駅で何とサラリーマン風の人に「お茶飲みにいきませんか?」とナンパされました(笑)。困ったけどうれしかったなぁ(笑)。「えっ、でも私これから仕事だし、子供も生んでるし・・」と答えたら逃げ去るように消えちゃいましたけど(笑)。その話を鈴木 清プロデューサーにしたら「ずいぶんそそっかしい男もいたもんだな。」だって。(【影の声】でも皆さん、ひし美さんをナンパしていいもんならしてみたいもんだと思いません?私(←誰だよ、お前。)ならぜひしてみたいと思いますけど(笑)。)
34 野獣死すべし 1997年 撮影スタッフのまとまりがなくて待ち時間が長いのにはまいった。木村一八さんといろいろお話したのですが、思っていたイメージと違ってとてもしっかりした人でした。
35 野獣死すべし(復讐編) 1997年 同上


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