今回は特別篇です。パイオニアLDCプロデューサー森遊机氏による「YURIKO1967-73」特典サイン入れ作業の生レポートです!!ひし美さん、1000冊お疲れ様です。そして森様、ご協力ありがとうございました。


ひし美さん「1、000冊サイン入れトライアル!!」極生レポート

 ついにこの日がやってきた!!
 暑さもまっ盛りの8月8日(木)、午前11時15分。ところは神奈川県横浜市鶴見
にある、東洋化成(株)の新社屋。かねてより話題の、「ひし美ゆり子写真集 
YURIKO 1967-73」先着1、000部ぶんのサイン入れトライアルが、今、まさに行わ
れようとしていた。
 この日(8/8)は、知る人ぞ知る、「ウルトラセブン」のクランクアップ記念
日。そう。34年前の1968年8月8日、名作「セブン」はすべての撮影を終了した
のだった。「そういうメモリアルな日にサイン入れがあるのも、何かの縁
ネー」、とはりきっていたひし美さんだが、なんたって、100や200の数ではな
い。1、000冊・・・・いったいどのくらいの時間がかかるのか? 関係者一同、
想像もつかない。書いてるうちに疲れはて、飽きてくるのでは? 一日がかり?
 イヤ、泊まりがけで二日がかりか・・?? など、さまざまな推測の飛びかう
中、「とにかくやってみよー!」とひし美さんのパワーあふれる一声で、トライ
アルはスタートした。
ステキな笑顔でトライアルに挑むひし美さん
ステキな笑顔でトライアル
に挑むひし美さん


ドドーンと威圧感タップリ、1000冊の超ボリューム・・・  白手袋のスタッフが数人、本の受け渡しから梱包までがっちり脇をかため、冬
木透先生作曲のCD「アンヌのテーマ」のたえなる調べが流れる中、ひし美さんは
サインを進めていった。
 1冊、2冊・・・10冊・・・100冊。時計を見ると、15分ちょっとしかかかって
いない。おおっ、これはいけるぞ! いきごむ一同。「わたしのサイン、ひらが
なが多いから速いのよネー」とひし美さん。正午のチャイムを気にもかけず、気
合いをいれて前半500冊を終えたところで昼食タイムとなった。
 お昼は、特注の松花堂弁当。東洋化成の社長さんが、「お疲れさまです」と表
敬訪問に来る。歓談もふくめて1時間のブレイクのあと、さあ、午後の部スター
トだ。
 BGMは、ひし美さんのお好きな安全地帯のCDにチェンジ。リズムにのったひし
美さんの筆は、ますます快調。・・・でも速けりゃいいってものじゃない。一枚
一枚、ちゃんとファンの方への心をこめてサインするのを忘れないひし美さんで
はありました。
ドドーンと威圧感タップリ、
1000冊の超ボリューム・・・


 「アーッ、失敗、シッパイ!」
 珍しくサインをとちったひし美さん、「じゃ、訂正印押すわネ」と、なんと、
サインの上にKISSを・・・!! ルージュの色がばっちりついた一冊は、「こ、
これは商品から外しておきましょう」と東洋化成スタッフですばやくどこか
へ。・・・が、あの一冊はどこにいくのか!? どうやらひし美&セブンファン
の多い同社の”誰か”の手に渡るようだ(いいのかねー、しかし)。
 サイン中、セブンのネタで盛り上がる一同。「ベスト作品は『ダーク・ゾー
ン』か『ノンマルトの使者』かなあ」「いや、ボーグ星人もいいですよ」「シャ
プレー星人が好きな人もいるわネ」・・・なんのことはない、気がつくと、ただ
のマニア集団の会話になっていたのである・・・。

 そして午後2時20分。高まるカウントダウンの中、最後の1冊=1、000冊めに無
事サインを終えたひし美さんは、「終わったアー!」とバンザイポーズ。沸き起
こる拍手。そしてなんと、1、000冊目にだけ、「1、000」というシリアルナン
バーがひし美さんの直筆で入った。この特別な一冊をゲットするラッキーなファ
ンはどなただろうか-----!?
「1000」のシリアル本を手に、ポーズ!!
「1000」のシリアル本を
手に、ポーズ!!



 トライアルは無事終了した。あとは本にカバーを帯をかけて、月末の出荷を待
つばかり・・・。ご予約されたみなさま、どうぞお楽しみに。まだご注文されて
いない方、サインがなくたってバリュー満点・ひし美LOVE度満点の写真集です。
本屋さんにも並ぶので、ぜひぜひ手にとってみてくださいね。
ひし美さん、おつかれさま! 本当にありがとうございました。
巨大ポスター(非売品)の前でニッコリ
巨大ポスター(非売品)の前でニッコリ



by パイオニアLDC・森遊机(写真集「YURIKO」プロデューサー)

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