7月7日、円谷英二さんの誕生日にその生まれの地である福島県須賀川市の
青年会議所において「円谷英二を語るシンポジウム」が行われ、私も招かれて
参加して来ました。
今回のシンポジウムの目的は円谷英二生誕100年に当る2001年に向けて
記念館の建立について町の人々に説明することと、何よりも郷土が生んだ偉人
「円谷英二」についてもっと知ってもらいたいという気持ちから青年会議所の
人々が中心になって行われたイベントでした。
会場には4時半くらいに着き、打ち合わせを始めて5時には円谷英二さんの
紹介映画が始まりました。それからシンポジウムが始まったのですがゲストは
私の他に満田監督とまむしさんが招かれていました。会場には300人以上は
いたでしょうか。
内容は先にも書きましたが記念館建立の説明が主としたもので、いつものウ
ルトラ関係のイベントとはちょっと違った真面目な雰囲気でした。それでも、
やっぱりまむしさんが会場を沸かせてくれました。面白かったエピソードは、
まむしさんが6〜7才くらいのお子さんに「ウルトラシリーズを古い順から言っ
てごらん」と尋ねたら「ウルトラQ、ウルトラマン・・・」とスラスラ言えた
んです。これには驚いたのですが、そしたらまむしさんが「じゃぁ逆に言って
ごらん」って言ったんです。そしたら、その子が悩んじゃって「・・・う〜ん、
ガティ・・・難しい」って。わかります?(笑)さすがにまむしさんも「あー、
ごめんごめん」と謝っていました。
私自身の円谷英二さんの思い出は「セブンセブンセブン」にも書きましたが1、
2回しか御会いしたことはありませんが、撮影現場でニコニコしていたやさしい
おじいさんという印象でした。
大勢の人々との楽しい話し合いも終わり、終わった時刻は7時半でした。そ
れから青年会議所のみなさんと例によって飲みに行きました。途中でマムシさん
は帰ってしまったのですが、結局2時くらいまで飲んでました。サッカーが見れ
なかったのが残念(笑)次の日は同じ円谷でもマラソン選手の円谷幸吉さんの資
料館を見てまわりました。とっても素朴な感じでよかったです。